メモの魔力を読んでー自転車に展開する方法
ATL:103
CTL:81
TSB:-17
離見
「メモの魔力」を読んでいるところ。
その中で離見について記述があり、自分に刺さる言葉となった
自分の『動き・考え』を客観的かつ俯瞰的に捉えて離見する
自分の目で見えている世界、つまり我見と離見を一致させていくことが
芸を上達させるのに重要だ ということ
これは自転車にもつながるなぁと思う。
本全体で言っている 具体→抽象化→転用のプロセスも取り入れられると思った
具体/Fact
練習した後にまずは振り返っているか。ここが一つの分岐点。
まずは客観的事実を並べていく、
あの時から苦しくなり、あの時点で足が動かなくなり先頭から離れて行った
あの地点から先頭固定になり、徐々に後続が離れて行って最後は独走で勝てた
など。
これをドローンで空撮し実況されているような感覚で展開を正確に理解する。
外的要因:地形・周囲の精神状態・周囲のフィジカル それらから生まれるだろう展開
内的要因:自分の体調・残燃料・走り方や呼吸の乱れ・表情
最初に振り返りで、と書いたけど走りながらにこれができた方が良い。
どこまで離見でやれるか。
それが我見となっていつでも使えるようにしなければならない。
これは日頃から意識していないとできないだろうし
レースや高強度の練習でもそれがどんどん難しくなっていく。
抽出
このプロセスは練習のあとにやるべきこと。
上の具体から言えることはなんだろうと考え
- なぜ勝てなかったのか?
- なぜうまく行ったのか?
- どうすれば同じ失敗をしないか???
の答えを見つける。
分からなければ、
こう考えたのだけどどうだろうかと人に尋ねる。
あの時こう動いていたけどあれはなんだったのか?とその人に聞く。
Tiffany朝食会の意味ってこれなんじゃないかなと思う
レースや練習の最中は基本的にはFactを正確に把握しつつ
こうすれば上手くいくかもしれないという推測をその場で試して
全体のリアクションを見るということを繰り返す。
練習後は抽出の作業を行い
ギャップを冷静に分析して不足を把握し、練習やレースで活かすかを考える。
この積み重ねをやれるかどうかである期間経てば雲泥の差を産み
日々の練習が持つ意味を変えてくれる。
次のTiffanyからじゃんじゃんやっていこう。