ふんわりクライマーの徒然日記

クライマー気質。関西に移住。VC VELOCE P塾生 どすこい部屋門下生

メモの魔力を読んでー自転車に展開する方法

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離見

「メモの魔力」を読んでいるところ。

その中で離見について記述があり、自分に刺さる言葉となった

もとは世阿弥能楽の中で学び言葉にしたもの。

自分の『動き・考え』を客観的かつ俯瞰的に捉えて離見する

自分の目で見えている世界、つまり我見と離見を一致させていくことが

芸を上達させるのに重要だ ということ

これは自転車にもつながるなぁと思う。

本全体で言っている 具体→抽象化→転用のプロセスも取り入れられると思った 

具体/Fact

練習した後にまずは振り返っているか。ここが一つの分岐点。

まずは客観的事実を並べていく、

あの時から苦しくなり、あの時点で足が動かなくなり先頭から離れて行った

あの地点から先頭固定になり、徐々に後続が離れて行って最後は独走で勝てた

など。

これをドローンで空撮し実況されているような感覚で展開を正確に理解する。

 外的要因:地形・周囲の精神状態・周囲のフィジカル それらから生まれるだろう展開

 内的要因:自分の体調・残燃料・走り方や呼吸の乱れ・表情

最初に振り返りで、と書いたけど走りながらにこれができた方が良い。

どこまで離見でやれるか。

それが我見となっていつでも使えるようにしなければならない。

これは日頃から意識していないとできないだろうし

レースや高強度の練習でもそれがどんどん難しくなっていく。

 

抽出 

このプロセスは練習のあとにやるべきこと。

 

上の具体から言えることはなんだろうと考え

  • なぜ勝てなかったのか?
  • なぜうまく行ったのか?
  • どうすれば同じ失敗をしないか???

の答えを見つける。

分からなければ、

こう考えたのだけどどうだろうかと人に尋ねる。

あの時こう動いていたけどあれはなんだったのか?とその人に聞く。

 

Tiffany朝食会の意味ってこれなんじゃないかなと思う

 

レースや練習の最中は基本的にはFactを正確に把握しつつ

こうすれば上手くいくかもしれないという推測をその場で試して

全体のリアクションを見るということを繰り返す。

練習後は抽出の作業を行い

ギャップを冷静に分析して不足を把握し、練習やレースで活かすかを考える。

この積み重ねをやれるかどうかである期間経てば雲泥の差を産み

日々の練習が持つ意味を変えてくれる。

次のTiffanyからじゃんじゃんやっていこう。

 

メモの魔力 The Magic of Memos (NewsPicks Book)

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